文武両道という言葉があります。
それにこしたことはありませんよね。
でも実際それは険しい道であり、
実際文か武か、どちらかに長けていればそれで良いんですよ。
文・・・すなわち学業。義務教育では国語、社会、数学、英語、理科の5教科
武・・・すなわちスポーツ。野球、テニス、サッカー、柔道。さまざまなスポーツがあります。
学業に長けていればそれでよし。
スポーツに長けていればそれでよし。
ふと気づく。
スポーツって、どれか一つでいいよね?
野球に長けていて、甲子園に出場できればそれでいいよね?
テニスに長けていて、全国大会で優勝できればいいよね?
でも学業は、5つ全て長けて無いとダメだよね?
数学だけ長けていたって話しにならないよね?
不利じゃね?
全てのスポーツをこなしてから評価されるのが
この場合フェアな条件じゃね?
文と武、土俵は違いますが、実際それで評価されているので
このアンフェアな状況は理不尽です。
父「あのこ18だって、お前と同い年だな。」
俺「そうだな。」
父「すごいなぁ」
俺「そうか?」
父「それに比べてお前は・・・」
俺「・・・(^ω^;)」
ジャンクスポーツなど、オリンピックも近づいて
最近やたらスポーツが注目されています。
俺と同い年で、大活躍しているアスリートの方々。
環境の問題だと俺は思う。
そりゃ、ガキのころから練習してれば上手くなるさ。
まぁ、ガキのころから今までやり続けたことは評価に値するのかもしれない。
父「すごいなぁ」というのも
わからなくも無いが
活躍していること、高成績を上げていることに関しては
まったく関心ない。
中にはガキのころから始めたわけじゃなく
有る程度育ってから始めた
つまり練習量が少なくとも上手い選手も居るだろう。
でもそれは、そいつに才能があったと。
別にそれだけの話。
才能があった事に関して
すごいとは思えない。
楽して得た栄光に、なんの輝きがある?
環境の問題。
それは自分でどうにかできる問題でもなく
親に左右されるケースが多い。
養ってもらっている上、文句は言えないのだが
この前つい口にしてしまった。
俺「そら、俺だってガキのころからやりたいことやれたのなら
今頃評価されるくらいのモノにできたさ。」
父「お前やりたいことって、遊んでるだけだろ」
俺「・・・(^ω^;)」
妹「環境なんて自分の努力でなんとかなるでしょ?」
俺「それはそうだ。ってかそれは話がずれてるぞ
今から自分で努力して成功することはできるさ。
しかし今の話は、あくまで同じ年齢ってことだ。
俺の言いたいのは、同じ練習時間があれば、同じだけの結果を得ることができる
それが早いか遅いかの問題だ。
だから、俺は同い年で活躍している奴等を見ても、すごいとは思えない。
まぁしいて言うならば
その 恵 ま れ た 環 境 をすごいと思うかな。」
父「ぐだぐだ喋ってないで早く食えよ。
まだ半分も食ってないだろ」
俺「・・・(^ω^;)」
ガキのコロから
親 の 強 制 でその道をやり続けた人も居るだろう。
たとえば子役とかね。
それで結果成績を上げたところで、それがなんだ?
いわば
俺「親の命令に反論できず、言われるがままにやってるだけだろ。
自我の無い奴等に何の価値がある?
それじゃただの操り人形だぜ。」
まぁ、親の命令を
素 直 に 聞 き 続 け る ってことは
すごいことだとは思いますけどね。
俺だって、得意分野はあって、それに集中できれば評価されるモノにできたさ。
しかし数学が得意でも、他の教科が邪魔していた。
学校のカリキュラム制により、学べる限度があった。
もし、他の教科を抑えて、数学を集中して勉強できたならば、
大学の教授レベルくらいになら成れたと
自信が有ります。
まぁ、3流高校に入った俺は、もうその道はふさがれていて
無 駄 な こ と に 努 力 す る 気 は 無 い ん で
もう人に自慢できるほど数学も得意じゃないんですがね。
父「お前批判ばっかりだな。」
俺「評価するに値する奴等がでてこないからな。」
父「じゃあその評価する奴等ってどんな奴等だ?」
俺が評価すべきだと思うのは
才能も無い。
練習期間も短い。
大した成績も上げて居ない。
けれど、がんばってやり続けている人。
そういう人がもっと評価されるべきじゃね?
まぁ、言い換えれば
「見極めが付かず、いつまでも無様にしがみついている」
とも取れますが
俺にはそんなこと絶対できません。
自分に才能が無いことを解っている。
練習料では相手に絶対適わない。
それを理解した上でも勇敢に試合をする選手。
それってすごくね?
俺なら
「あぁ、奴等にゃ絶対適わん。適当にやっとこうぜ」
と投げ出しますね。
まぁ、
そういう奴等をぶちのめしたい とも思いますが
真剣にはやれませんね。
絶対適わない、勝負は目に見えている状態で
真剣にがんばれる人って
やっぱすごいと思う。
まぁ、カッコ悪いとも思いますが、
見ていて痛いかもしれませんが
無様すぎて笑えるかもしれませんが
それって、やっぱ評価されるべきだと思う。
成功した人の話なんて聞きたくありません。
そんな自慢話、自分の身の内に秘めたまま死んでください。
がんばったけど、成功できなかった。
無様に、それでも一生懸命生きてきた人
そんな方々の話ならいくらでも聞きたいです。
無様に、不恰好に、不細工に、
それでも一生懸命生きてきた人を・・・
俺は、ブッチャケ運動神経は皆無です。
頭も悪くて、顔も悪いです。
体格もガリガリでどこからみても頼り無さそうで
卑怯で、愛着も無く、人徳も薄い。
それでも俺は、
無様に生きていこうと思う。
それは、本当に自己満足な話だが、
それが一番だと思う。
俺「ごちそうさま。」
父「おそまつさま」